X(旧twitter)まとめ【 裏ハムラの長期経過10年後、15年後】|お知らせ|医師 百澤明ブログ
投稿日: お知らせ
今回は、《裏ハムラの長期経過について》です。
もうすぐ術後10年経つ方のお写真を頂けましたので供覧します。上段から、術前、術後2ヵ月、術後9年半です。この方は全く目袋の再発は認められません。
裏ハムラといっても、剥離ルート(隔膜前ルート、後ルート)と移動する層(骨膜下移動、骨膜上移動)と何通りもあり、術者によってさまざまと思いますが、私が採用している隔膜前・骨膜上移動の術式は、10年経過しても目袋が全く再発しない方がいらっしゃるということは証明できたと思います。
もちろん、全ての方がそうであるはずはないと思いますし、加齢により骨も筋も軟部組織も変化しますので、全く変わらないというわけにはいきません。悲しいですが、。
この方の年齢は、手術時45歳、現在55歳です。ですので、涙袋の消失は加齢変化と思われます。
術後15年のお写真を頂けましたので供覧します。手術時30歳女性、上段から、術前、術後6ヵ月、術後15年です。この方も目袋の再発は全く認められません。ご自分でお写真撮って送って頂きましたので少し撮影条件が異なるのはご容赦下さい。
裏ハムラで手術すると100%再発しないとは思っていませんが、15年後もキレイなままの方もいらっしゃるということは事実です。お忙しい中お写真撮ってお送りいただきありがとうございました。