二の腕の脂肪吸引
二の腕の脂肪吸引:脂肪のつき方
・二の腕は後ろ側に皮下脂肪がつき、後ろ側に凸のカーブを描きます。
・二の腕で皆さんが気にされるのは、鏡で真正面から見たときの腕の横方向への膨らみ、もしくは真横から見たときの後ろ側への膨らみではないでしょうか?
・腕の横方向へ膨らんでいる部分は、横から見ても後方へ膨らんでいます。 これは腕の脂肪だけの影響ではなく、バストの横から脇の下にかけての部分の脂肪も腕を横方向へ押すボリュームとなるためその部分の脂肪も重要です。
・そして後ろ側への膨らみですが、人によっては付け根よりもう少し肘側に脂肪の厚みのピークがある方もいらっしゃいます。
・前側(力こぶの出来る側)に皮下脂肪が多くつく方はあまりいなく、腕はよほどの肥満体型でない限り前側より後ろ側に脂肪がつきます。
二の腕の脂肪吸引:デザイン
・二の腕の脂肪吸引で一番重要なのは後ろ側のラインを真っすぐに仕上げることです。
・細くスッキリとした印象の二の腕は、「肩から肘までなるべく同じ太さでかつ筋肉が筋張って浮いていない」です。 その為には後ろ側の皮下脂肪をどのようにデザインし吸引し真っすぐに仕上げるかが重要です。
・また後ろ側だけではなくバスト横から脇の下、そして量は多くなくても二の腕前側の脂肪まで全周に吸引し、なだらかに仕上げることも大事です。 その際、どこから見ても綺麗なラインが出るよう手術はうつ伏せ→仰向け→横向き、と体の向きをかえながら更に腕も前や横に伸ばした状態で全周にわたって仕上げていきます。
・絶対に吸引しすぎないこと。 筋肉質な方であれば簡単に筋肉が筋張って浮いて男性のように見えてしまいます。
・極力脂肪は取り除くが決して筋肉が見えるような吸引はしない-これに尽きます。
二の腕の脂肪吸引:傷の位置
カニューレの挿入口(傷の位置は)、
①肘
②腕付け根後ろ側
③腕付け根前側(必要な場合のみ)
の2か所もしくは3か所がスタンダードです。
④同時に肘より前(前腕)の脂肪吸引を行う場合は、 肘関節の曲がる側のシワに沿って1か所つけます。
傷口にはマサキスキンプロテクターを用い可能な限り愛護的な手術を行います。
二の腕の脂肪吸引:ダウンタイム
二の腕の脂肪吸引のダウンタイムを左右するのは以下の3つです。
①内出血
②腫れ=浮腫み(むくみ)
③痛み
二の腕の脂肪吸引の内出血について
・翌日あたりから出始め徐々に肘方向に下がっていきながらほぼ1週間から2週間で引きます。
・肘を超えて肘下まで至るのは稀ですので肘辺りまで隠せれば周りの方にも見られることはないでしょう。
・内出血の具合は個人差が大きいので、温泉や海など肌を出すご予定のある場合は2週間以上の余裕を持って手術のご予定をお立て下さい。
二の腕の脂肪吸引の腫れ=浮腫み(むくみ)について
・翌日が一番強く浮腫みます。指輪などは外しておやすみください。
・最初の1週間はしっかり圧迫することもあり、二の腕よりも肘下と指に浮腫みが強く出ます。
・術後1週間で抜糸を行い、その日から入浴可能です(シャワーは手術翌日から大丈夫です)。
・のんびり体を温めて頂きますと浮腫みが引くのも早くなるのでお風呂にゆっくりつかってください。
二の腕の脂肪吸引の術後の痛みについて
・二の腕の脂肪吸引はあまり痛みが強い部位ではありません。
・しかし腕を上げるような姿勢を続けるのは辛いです。ご職業的には美容師さんや介護職の方などに「ちょっと辛かった」とおっしゃる方が多いです。
・多くの方が最初の2,3日痛み止めをお飲みになるようです。が、それ以降は痛み止めを飲むほどではないという方がほとんどです。
二の腕の脂肪吸引:術後の生活
当日~:圧迫下着はそのままでゆっくりお休みください。お食事は何を召し上がっていただいても結構です。
翌日~:圧迫下着を外してシャワーを浴びてください。 シャワー後は圧迫下着を着用ください。
二の腕脂肪吸引術後用の圧迫下着です。圧迫下着はクリニックでご用意しております。
7日目:抜糸に御来院ください。抜糸後はお風呂でゆっくりお湯につかりお体を温めてください。
1ヶ月目:術後検診にお越し下さい。この時期は手術した範囲に硬さやツッパリ感が出ている頃です。状態についてご説明しますのでぜひお越しください。
3ヶ月目:術後検診時期は先のように数カ月おきで構いませんが、時期にとらわれずいつでもお気軽にお越しください。
施術時間
二の腕 | 30分~40分 | |
二の腕 + 付け根 + 背中 | 50分~60分 |
※カウンセリングは無料です。
脂肪吸引のよくある質問
- 運動はいつから可能ですか?
手術後の早い時期に、激しい運動(汗をたくさんかくような)をされると、腫れや痛みが強くなる可能性があります。10日以降であれば普通に運動されて問題ありません。ご自分の痛みと相談しながら行いましょう。 吸引箇所にもよりますが、自転車に乗るぐらいの運動でしたら、3日もすれば大丈夫です。
- 術後凸凹になったという方の話を聞いたことがあるのですが本当ですか?
担当医師は少しでも多くの脂肪を吸引したいと考えながら手術をします。しかし、取り過ぎると凸凹という結果を引き起こします。凸凹にならないように、たくさんの脂肪を吸引するために必要なものは、豊富な経験とデザイン力とセンスです。担当医師がどんな医師なのかを手術前に知るためには、十分なカウンセリング、実際の担当医師の症例写真を見せてもらうなど、医師との強い信頼関係が必要になります。検診時に状態をチェックするのはもちろん、患者さんの希望、要望を毎回確認します。現在の食生活や運動環境を含めてチェックしていきますので、より効果の高い手術をお約束いたします。
安心クリニックサービス
痛みに弱い方でも安心してお受けいただけます
手術中の痛みについては全身管理・麻酔管理を習得した医師が手術範囲にあわせた麻酔を組み合わせながら行うので心配なさらないで下さい。完全無痛という方法も可能ですのでご相談下さい。
手術後は、筋肉痛のような痛みがありますので、体質に合わせて痛み止めの内服薬や坐薬などを処方いたします。
術後に心配事はいつでも連絡ください
術後はどんなことでもどんどん相談してください。夜間専用電話もご用意しておりので、診療時間が終わった後でも直接ドクターと話が出来ますのでご安心下さい。
手術翌日から普段通りの生活をしていただけます
術後はなるべく普段通りの生活を心がけてください。無理することはありませんが、そのほうが回復も早くなります。
自然な仕上がりってどんな感じ?
脂肪吸引だけでなく、当クリニックでは常に自然な感じを大切にしています。脂肪吸引で言う、自然な感じとは、脂肪を取り過ぎず取らなさ過ぎずほどよく筋肉に脂肪がのっている状態のことを言います。また、その方の骨格、筋肉の付き具合、ご本人様のご希望をしっかりとカウンセリング時に確認いたしますのでご安心下さい。