顔の脂肪吸引 42歳 154cm 63kg|顔の脂肪吸引|院長 内浦康信ブログ
2023年もあと少しです。
ブログの更新も頻繁に行わない、ましてやSNSなどページがあるだけというクリニックなのに本当に多くの患者様に1年を通しお越しいただきました。
さらに今日のブログの患者様にはお顔にもかかわらず症例写真使用の許可までいただきました。
感謝、感謝です。
さて今日のブログは当院で以前体の脂肪吸引をお受けいただいた女性で今回はお顔の脂肪吸引をご希望いただいた方について書いてみたいと思います。
左画像:術前-右画像:術後1か月
どういうわけか顎下だけ脂肪が多くついています。
法令線の横あたりも多少脂肪はありますが、ここは下手にボリュームダウンさせると少しやつれた様に見えてしまうので注意が必要です。
なので手術範囲としては耳たぶと口角を結んだラインより下としました。
メインは顎下のボリュームダウンと皮膚の引き締めですね。
本当にいつも同じ事ばかり書いていて何の面白みもなく申し訳ないのですが、脂肪吸引は皮膚が引き締まる手術です。
前回ブログから引用します。
「脂肪を吸引するために脂肪層に通したカニューレの通り道は縮まりながら治っていきます。
この縮まる力で皮膚自体も引き締まるのです。
なのでいかに脂肪を吸うかと同時にいかにカニューレを通すか、ここが大事なポイントです。
脂肪があれば吸引するし、なければ吸引はせずにカニューレだけ通して引き締めを促す。
脂肪層にカニューレを通す面積は広ければ広いほど皮膚の引き締まる力は強くなります。」
顔の場合は下顎骨下縁(いわゆるフェイスライン)の上下が最も強く皮膚を引き締めたいところなので、慎重にでも執拗にカニューレを通します。
良い変化です。
糸も入れていませんし熱を与えるような治療器も併用していません。
バッカルファットも取らず、ただ基本に忠実に皮下脂肪吸引をしただけです。
強いて何かポイントを言うならジョールファットは耳たぶ付け根につけた傷からだけでなく、
顎下からもカニューレを下顎骨縁を超えて通し完全に交差させるようにトンネリングしてる、といったところでしょうか。
術後1か月の変化としてはとても良いのではないかと思います。
顎下のボリュームが減ると若返ったような効果も出ますね。
吸引量は70ccでした。
顔の脂肪吸引としては多い量になりますが、良い変化が出る適正吸引量は人それぞれ違うのであまり量に意味はありません。
取り足らなければ変化が乏しくなってしまいますが取り過ぎはへこみや張り付きに直結します。
取り過ぎにより引き起こされる悪い結果のほうが治すのが大変なのでとにかく取り過ぎには注意です。
ブログへの掲載許可、本当にありがとうございました。
嬉しいお言葉もいただき励みになります。
また次回検診でお会いできるのを楽しみにしております。
~この手術に関して~
手術名:脂肪吸引手術
価格:●アゴ~クビ165,000円
●麻酔・内服薬料金55,000円
●フェイスバンド5,500円
●税込み
注意事項:経過・結果には個人差があります。
頭痛・発熱・腫れや浮腫・胸痛
アナフィラキシーショック・貧血
感覚異常・皮膚の質感の変化 等
この他にも予期しない症状が現れることもあります。
術後気になることがある場合速やかにご連絡ください。