太もも内側・膝・外側の脂肪吸引 20歳 159cm 51kg|足の脂肪吸引|院長 内浦康信ブログ
またブログの間隔が開いてしまいました。
今日は太ももの内側と膝、それと外側の張り出しの脂肪吸引をさせていただいた方の経過を掲載してみたいと思います。
正面術前
お腹に比べて太もものボリュームが気になるとのことでした。
まだお若いので健康的でこのままでもとてもいいのではないかとは思いますが、気になるとのことで脂肪吸引することになりました。
このようなある程度筋肉が発達(とてもいいことです)した脚の場合、脂肪を取りすぎれば筋肉の筋(ライン)がはっきりと浮き出てしまったり、皮膚と筋肉が簡単にくっついてしまうことになります。
脂肪吸引は取れば取るだけ細くなるわけではありません。
いくら脂肪をとっても筋肉の太さは何一つ変わらず残ります。
言い換えれば脂肪吸引によってどこまで細くなるかの限界は手術をする前から決まっています。
ですから人の体としておかしくないように、どこから見てもごくごく当たり前の「脚」のまま細くする、これが何より大事なことと思っています。
正面術後1.5ヶ月
外側の脂肪を取ることにより、一番幅のある位置がより上方に移動しました。
これは脚を長く見せる効果が出ます。
そして内側の付根は凸凹など絶対にできないように、そしてその下の筋肉の膨らみをトレースするように吸引しています。
僕は術後の圧迫はあまり大事だとは思っていません。
当院にカウンセリングに起こしいただいたことがある方でしたら「圧迫は適当で」ぐらいの僕の説明をお聞きになっていらっしゃるかと思います。
手術後の痛みや内出血、腫れを少なくする効果はありますし、もちろんそれも大事なことなので圧迫はしていただきます。
が、それが最終的な脂肪吸引の結果(形)に影響を及ぼすとはあまり思っていません。
しかしこの太ももの内側だけは別です。ここは膝に近い方は圧迫が簡単ですが太ももの付け根がどうしても圧迫が弱くなりがちです。
どういうわけか太もも内側はその圧迫の差が形になって現れることがあります。
ですから、太ももの内側の脂肪吸引をしたときだけは2日間は我々がつけた圧迫を一切取らずに生活していただき、その後も術後7日が過ぎるまではシャワー時以外は必ずつけていただくようお話しております。
この患者様もそれを完全にこなしてくださいました。
だからこのような綺麗な内側のラインが出ております。
後面術前
個人的な意見として太もも内側が”股”に近い位置で少し隙間があり、その少し下でくっつき、そしてまた隙間ができ、膝でまたくっつくというラインがとても好きです。
まさにこの患者様のラインがそれです。
足がとても綺麗に見える気がします。
しかし細さという点では隙間があったほうがわかりやすいのも理解しております。
なのでせめて太ももの内側を膝に向かってただ一直線に真っ直ぐなラインにするのではなく本来のカーブを伴ったラインで吸引できればと常に思いながら吸引しております。
実際にはなかなか難しいのですが。
後面術後1.5ヶ月
この内もものラインは間違いなく一つの理想形です。
検診にお越しいただき手術部位を見せていただく瞬間は20年近く毎日のようにやっておりますが本当に緊張します。
でもこのような結果を見た時の満足度というか高揚感は他にあまり例えようがありません。
筋肉の太さも個人個人それぞれですから必ず出来るものでもありません。
しかしこのラインが出せる骨格なら毎回必ずこのラインを出す、これは僕の脂肪吸引における目標の一つです。
高い目標ですが日々精進しているつもりです。
吸引脂肪
吸引量は2000ccでした。
まだお若い患者様、良くない結果になってしまったら人生を台無しにしてしまう。
だから今回のように本当に良い結果出ると多分患者様より僕のほうが喜んでいると思います(笑)
~この手術に関して~
手術名:脂肪吸引手術
価格:●太もも内側240,000円
●ひざ周り100,000円
●太もも外側240,000円
●麻酔・内服薬料金100,000円
●圧迫ガードル10,000円
●税別
注意事項:経過・結果には個人差があります。
頭痛・発熱・腫れや浮腫・胸痛
アナフィラキシーショック・貧血
感覚異常・皮膚の質感の変化 等
この他にも予期しない症状が現れることもあります。
術後気になることがある場合速やかにご連絡ください。