他院脂肪吸引修正ー47歳女性 太もも内側|足の脂肪吸引|院長 内浦康信ブログ
今日は他院で太ももの脂肪吸引をお受けになり凸凹になってしまった47歳女性の症例です。
この内ももを治すのは非常に難しく手術を引き受けていいものかかなり悩みました。
なので少しでも成功率を高めるため、手術するのは凸凹にされてしまった1回目の他院手術から最低1年経過してからにしましょうとお話ししました。
手術前
一体どうしたらこうなるのかざっくり考えてみると下の画像の感じです。
手術前説明
実際は写真以上に凸凹感が強く広範囲に手直しが必要です。
手術後1ヶ月
取り足らない部位は取り、取りすぎている部位は脂肪を注入しています。
術前写真と比べポツポツと黒い点がわかるかと思いますが、18Gという太さの針で脂肪を注入した針痕です。
手術後5ヶ月
注入した脂肪が1ヶ月以降ほとんど吸収されなかったので術後1ヶ月の写真と殆ど変わりませんね。
修正手術での脂肪注入は生着率が悪いのですがよく残ってくれました。
生着率を上げる策として、ほどよく注入部位に針なりカニューレなりを通し注入する脂肪層に傷をつけると生着率が上がるように思っています。
本来であれば良くない手術結果を治すのはその手術をした医師もしくは医療機関であるべきです。
でも残念ながらそれをしない美容外科が増えてきたように思います。
患者様にとっても同じ業界に身を置く者としても非常に悲しい流れです。
が、最近こんなこともありました。
あるクリニックから紹介された患者さんですが治療により少しだけ気になる結果に。
患者様も他院での修正を希望され当院で行うことになったのですが、
なんと手術費用はそのクリニックさんが全額支払うとのこと。
そのクリニックの先生曰く「自分の責任だから負担は当然です」と。
なんて誠実な方でしょうか。
良い結果を出すのがもちろん一番ですが、そうでなかった場合何をするのか?
その時その人となりが出るように思います。
この業界も捨てたもんじゃありません。
~この手術に関して~
手術名:他院脂肪吸引修正手術
価格:●大腿前面・内側440,000円
●修正手術(脂肪注入含む)220,000~440,000円
●麻酔・内服薬料金110,000円
●圧迫サポーター代11,000円
●税込
注意事項:経過・結果には個人差があります。
頭痛・発熱・腫れや浮腫・胸痛
アナフィラキシーショック・貧血
感覚異常・皮膚の質感の変化 等
この他にも予期しない症状が現れることもあります。
術後気になることがある場合速やかにご連絡ください。