上眼瞼・下眼瞼のたるみを取る
『手術でハリを取り戻す』の手術方法
上眼瞼・下眼瞼のたるみを取る
症状や程度にもよりますが、30代後半から40代以上の方の目周りのシワについては、たるんだ皮膚を切除する“タルミ取り”の手術が必要です。目はその人の第一印象の決め手となり、目周りがすっきりするとぐっと若い印象を与えます。
術式に関して術前に「派手目がよいか」「やや控えめがよいか」など、患者様のご希望をよく伺った上で、切除する皮膚の幅やデザインを決定します。この際、目をよりぱっちりさせるために、目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)をちょっと短くしたり、目の下のクマを修正するために眼窩(がんか)の脂肪を細工して凹み部分に移動させたり、といったオプションの手術も同時に行うことができます。
症例写真
※上眼瞼たるみ取り、眼瞼下垂手術、下眼瞼(眼ぶくろ、くま)~法令線脂肪注
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上眼瞼のたるみ取り
状態に応じて2つの方法があります。
目の上のたるみが少しだけ気になる方は埋没法により、皮膚を止める方法があります。この方法は切開の必要はなく、従来のようなはっきりとした目元にすることができます。
それでもたるみが気になる方には余分な皮膚を少し切除することにより、目の印象を変えることができます。この方法の場合は手術時間は約50分。5日後の抜糸が終わればその後はメイクも可能です。目元のたるみを取ることにより、10歳くらいの若返りが可能です。
下目瞼のたるみ取り
年齢とともに目の下に袋が出来てしまったようなたるみの原因は脂肪です。眼球を支えている脂肪が少し皮膚側に出てしまうことにより、袋が出来た様に見えてしまいます。周りの方に「疲れている」「寝不足」のような印象を与えてしまうこともあります。この場合の治療方法は下まつ毛の部分から、脂肪を少し取り、重力によって下がってしまっている筋肉を引き締め、余分な皮膚を切除するという方法です。
手術時間は約1時間。5日後に抜糸が必要です。顔の中で最も老けた印象を周りの人に与えてしまう目の周りをすっきりとさせることで自然な若返りが可能で非常に満足度の高い手術です。
術後経過
術後1週間で8割がたの腫れが取れ、約1ヶ月で上まぶたの二重のラインが落ち着いてきます。下まぶたの場合約1ヶ月ほど眼の際の傷が赤く残りますが、徐々に落ち着き、最終的にはよく見てもほとんどわからなくなります。
Dr.ワンポイント
タルミのない若い方の膨らみによる影の要素の強いクマの場合には、経結膜的脱脂術(結膜側から目の下の脂肪をとる手術)を行います。1週間ほど腫れますが、抜糸の必要もなく、傷も外から見えず、簡便で良い手術です。
施術料金
たるみ取り(上眼瞼) | 250,000円 |
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たるみ取り(下眼瞼) | 300,000円 |
経結膜的脱脂術 | 300,000円 |
※消費税抜き価格